Titanium Mobile のバックアップ(No.37)

Android申請時メモ
Android版開発時の注意点(iPhoneアプリ開発を基準とした違い。主にTitanium SDKのバージョン 2.1.2GA以降で試した情報です)
Titanium Mobile自身の注意点主に(Titanium SDKのバージョン 2.1.2GA以降で試した情報です)
- for (x in 配列名)でのハマリに注意
TIPS
サンプルソース
Titanium記事
技術者ブログ
iOS TIPSリンク
Android TIPSリンク
カメラTIPSリンク
TIPSリンク
リンク

Android申請時メモ

Titanium Studio上からも[Distribute - Android App Store] - [Keystore Locationでnew]によってキーストアファイルが作れるが、これでPublishするとビルド途中で日付エラーとなる(java.io.IOException: Parse Generalized time, invalid format)。コマンドライン上で生成するとOKでした。備考：キーストアファイル名はプロジェクト名.keystore、Key Aliasはプロジェクト名とすればOK 備考：Publisher名はpapuu.jp、部署名はappsとした。
古いUIのGoogle Play Developer Console上からapkファイルをアップロードするとき開始時に失敗します(エラーメッセージ「apkをサーバーで処理できませんでした」)。Google Play Developer Consoleサイト右上の「新しいデザインを試す」ボタンから新しいデザインに切り替えるとOK

Androidアプリはapkファイルをaタグのsrcで指定すれば公開できます。うまくいかないときは次のMIME typeを設定します。
.htaccess

AddType application/vnd.android.package-archive apk

Android 野良アプリ配信の３つのメモ | 10日じゃ覚えられないAndroidアプリの開発 ... テストなどのためAndroidアプリを野良サイトとして公開する方法。html書き方、Apache設定できない時のPHPプログラム

↑

Android版開発時の注意点(iPhoneアプリ開発を基準とした違い。主にTitanium SDKのバージョン 2.1.2GA以降で試した情報です)

画像を読み込むとき'/image/foo.png'のようにスラッシュから始めないとAndroidではエラーとなる。
touchstartイベントなどでスクリーン座標系のglobalPointを使用するとエラーとなる。 ... 元々DEPRECATEDとなっているので、iPhoneでもx/yで取得し、sourceのオブジェクトに応じてglobalPointを求めた方が良さそうです。
ImageViewで背景画像のリピートを指定しても、イメージ枠一杯に拡大表示される。 ... WebViewではAndroidでもリピートしていました。しょうがないのでImageViewで背景を敷き詰めるときはAndroidだけ大きめに敷き詰めた別画像を用意します。
ImageViewの中にImageViewなどを入れ子にすると、入れ子にしたコンポーネントが表示されない。Androidでも動くようにするためにはViewにaddしないといけない。
あるウィンドウでaddしているviewを、そこから開いた別のウィンドウにもaddしたときの動作がiOSとAndroidで違う。iOSでは両方のウィンドウで表示される。Androidでは開いたウィンドウで表示されず、戻ったときに元のウィンドウでも消えている。最初からviewは１つのウィンドウに所属するのを前提とするのが設計上も良さそう。removeしてからaddするか、viewをコピーしてaddするかで対応する。
iPhone: Labelなどでwidth, heightを指定しないと0となる。
Android: Labelなどでwidth, heightは文字列に合わせて設定してくれる。
iPhone: Labelなどで上下位置を指定しないとき上寄せとなる。
Android: Labelなどで上下位置を指定しないとき上下方向の中央寄せとなる。
iPhone: TextAreaのheightをautoとしたとき、行数が変わっても高さは変わらない。
Android: TextAreaのheightをautoとしたとき、入力した行数によって高さが変わる。
オブジェクトプロパティが未定義の場合に、iPhoneはundefined、Androidはnullになる ... 対策：「=== undefined」でなく「== undefined」で比較する
「createWindow({orientationMode:[Ti.UI.PORTRAIT]});」としたときにAndroidだけ縦固定とならない。 ... 対策：「var win = createWindow(); win.orientationMode = [Ti.UI.PORTRAIT];」とする
Android: Ti.Network.HTTPClientとTi.UI.WebViewでcookieは共有されない。Ti.Network.HTTPClient同士でも、cookieは共有されない。
Android: ScrollViewでcreate時に「showHorizontalScrollIndicator: true」としないとスクロールしない
Android: evalJSで複数行の実行ができない（evalJS('a = xx; b = yy';);） ... 対策：１行ずつ評価する（Rhinoの頃の話なので、直っているかも）
Android: WebView内で使用しているjsファイルの拡張子を変えないと、Distributeするときだけapkファイルに含まれない。
「JSON.parse(file.read().text);」というように「.text」を入れないとパースエラーとなる。
2列ピッカーのコードが違う
Titanium Android:2列Picker | もぎっちゃうぞもぎ私的メモ
連絡帳（電話帳）連携のコードが違う
アプリ連携でIntentを使う。超絶簡単 | もぎっちゃうぞもぎ私的メモ
Tab内Windowのfocusイベントを取れない、テーブルでSectionが無い
Titanium実装ノウハウの２ | Excite Smartphone Engineer's Blog ... Androidで取る方法、SectionっぽいTableViewRowを表示する方法

関連url

↑

Titanium Mobile自身の注意点主に(Titanium SDKのバージョン 2.1.2GA以降で試した情報です)

↑

for (x in 配列名)でのハマリに注意

例えばviewが複数入った配列に対して個々のviewを処理するとき、「for (x in 配列名) ループ」を使うと次の警告が出て正常に動作しませんでした。

[WARN] Exception in event callback. {
    line = ???;
    message = "'undefined' is not a function (evaluating 'parts.getWidth()')";
    name = TypeError;
    sourceId = ???;
}

JavaScriptでは問題ないのでTitanium Mobile自身の不具合のようです。次のようにすれば回避できました。

// Titanium Mobileで不具合の起きたソース。
// 配列に入っている個数分ループするのですが、取得したviewをUIViewのオブジェクトとして使えません。
for (var view in viewArray) {
	Ti.API.info('width: ' + view.getWidth());
}

// Titanium Mobileで正常に動くソース。
// インデックスを使用したforループに変えれば治りました。
var view;
for (var i = 0; i < viewArray.length; i++) {
	view = viewArray[i];
	Ti.API.info('width: ' + view.getWidth());
}

↑

TIPS

↑

アプリ名設定方法

↑

iOS

i18n/ja/app.xml, i18n/en/app.xmlで設定します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<resources>
	<string name="appname">iOS アプリFoo</string>
</resources>

↑

Android

i18n/ja/strings.xml, i18n/en/strings.xmlで設定します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<resources>
	<string name="appname">Android アプリFoo</string>
</resources>

Resourcesやbuildフォルダと横並びにplatformフォルダを作成
platformフォルダの中にandroidフォルダを作成
build/android/AndroidManifest.xmlをplatform/android/AndroidManifest.xmlにコピー
android:label="プロジェクト名"となっている２箇所をandroid:label="@string/appname"に変更

↑

シミュレータかどうか判断

 if (Titanium.Platform.model === 'google_sdk' || Titanium.Platform.model === 'Simulator') {
}

↑

iOSのバージョンで分岐させる方法

// 「4.3.2」などといったバージョン文字列をパース
var versionNumber = parseFloat(Ti.Platform.version);
if (versionNumber >= 5) {
	// バージョン５以上
} else if (versionNumber < 5) {
	// バージョン５未満
} else {
	// エラー処理
}

↑

WebViewで背景を透明にする方法

ネイティブに比べて遅いようです。

// Resources/file/foo.htmlのWebViewを作成
var fooWebView = Ti.UI.createWebView({
	url: '/fle/foo.html',
	backgroundColor: 0
});

↑

プログラムを複数のファイルに分割する方法

Resources/window1.js

var win = Ti.UI.createWindow({title:'window1'});
var label = Ti.UI.ceateLabel({text:'Say there'});
win.add(label);
exports.window = win;

Resources/app.js

var win1 = require('window1').window;
var tab = Ti.UI.createTab(window:win1);
var tabGroup = Ti.UI.createTabGroup();
tabGroup.addTab(tab);
tabGroup.open();

exportsを使ったCommonJSスタイルで記述し、require()で読み込みます。exportsで指定されたオブジェクトだけが公開され、しかもそれがサンプルの例でwin1に閉じ込められるのがポイント！
参考url: @IT QA

↑

[1, 2, 3], [101, 2, 1, 10], [2, 1]といった3っつの配列で共通する要素の配列を取得する方法

Titanium Mobileに限った話ではありませんが、underscore.jsというライブラリを使用すれば、簡単に記述できます。underscore.jsファイルをResouces/vendor/以下に配置して、

_ = require('vendor/underscore')._
var arrayX = _.intersection([1, 2, 3], [101, 2, 1, 10], [2, 1]);

共通項の[1, 2]を取得できます。他にも配列操作などの便利な処理が沢山あります。ライブラリやAPIはhttp://underscorejs.org/ 参考url: @IT QA

↑

メールダイアログ表示

#pre{{
var emailDialog = Titanium.UI.createEmailDialog();
emailDialog.setSubject('Hello from Titanium!');
emailDialog.setToRecipients(['foo@yahoo.com']);
emailDialog.setCcRecipients(['bar@yahoo.com']);
emailDialog.setBccRecipients(['blah@yahoo.com']);

if (Ti.Platform.name == 'iPhone OS') {
emailDialog.setMessageBody('<b>Appcelerator Titanium Rocks!</b>');
emailDialog.setHtml(true);
emailDialog.setBarColor('#336699');
} else {
emailDialog.setMessageBody('Appcelerator Titanium Rocks!');
}

// attach a blob
emailDialog.addAttachment(event.media);

// attach a file
var f = Ti.Filesystem.getFile(Titanium.Filesystem.resourcesDirectory, 'cricket.wav');
emailDialog.addAttachment(f);

emailDialog.addEventListener('complete',function(e) {
if (e.result == emailDialog.SENT) {
if (Ti.Platform.osname != 'android') {
// android doesn't give us useful result codes.
// it anyway shows a toast.
alert('message was sent');
}
} else {
alert('message was not sent. result = ' + e.result);
}
});
emailDialog.open();
}}