トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

Titanium Mobile のバックアップ(No.3)

Android版開発時の注意点(iPhoneアプリ開発を基準とした違い。主にTitanium SDKのバージョン 2.1.2GAあたりで試した情報です)

  1. 画像を読み込むとき'/image/foo.png'のようにスラッシュから始めないとAndroidではエラーとなる。
  2. touchstartイベントなどでスクリーン座標系のglobalPointを使用するとエラーとなる。 ... 元々DEPRECATEDとなっているので、iPhoneでもx/yで取得し、sourceのオブジェクトに応じてglobalPointを求めた方が良さそうです。
  3. ImageViewで背景画像のリピートを指定しても、イメージ枠一杯に拡大表示される。 ... WebViewではAndroidでもリピートしていました。しょうがないのでImageViewで背景を敷き詰めるときはAndroidだけ大きめに敷き詰めた別画像を用意します。
  4. ImageViewの中にImageViewなどを入れ子にすると、入れ子にしたコンポーネントが表示されない。Androidでも動くようにするためにはViewにaddしないといけない。
  5. あるウィンドウでaddしているviewを、そこから開いた別のウィンドウにもaddしたときの動作がiOSとAndroidで違う。iOSでは両方のウィンドウで表示される。Androidでは開いたウィンドウで表示されず、戻ったときに元のウィンドウでも消えている。最初からviewは１つのウィンドウに所属するのを前提とするのが設計上も良さそう。removeしてからaddするか、viewをコピーしてaddするかで対応する。
↑

注意点

↑

for (x in 配列名)でのハマリに注意

例えばviewが複数入った配列に対して個々のviewを処理するとき、「for (x in 配列名) ループ」を使うと次の警告が出て正常に動作しませんでした。

[WARN] Exception in event callback. {
    line = ???;
    message = "'undefined' is not a function (evaluating 'parts.getWidth()')";
    name = TypeError;
    sourceId = ???;
}

JavaScriptでは問題ないのでTitanium Mobile自身の不具合のようです。次のようにすれば回避できました。

// Titanium Mobileで不具合の起きたソース。
// 配列に入っている個数分ループするのですが、取得したviewをUIViewのオブジェクトとして使えません。
for (var view in viewArray) {
	Ti.API.info('width: ' + view.getWidth());
}
// Titanium Mobileで正常に動くソース。
// インデックスを使用したforループに変えれば治りました。
var view;
for (var i = 0; i < viewArray.length; i++) {
	view = viewArray[i];
	Ti.API.info('width: ' + view.getWidth());
}
↑

技術者ブログ

↑

TIPS

↑

リンク