PHP のバックアップ(No.5)

PHP: Hypertext Preprocessor †

↑

「+」による連結は、数値演算となる。 †

例えば「$a = "abc" + 5;」の場合、"abc"は数値でないので０と判断され、$aの値は５となる。

↑

整数値を割り算しても、切り捨てられずに少数となる。 †

例えば「5/3」の値は「1.66666666667」となる。

↑

定数の定義はdefine関数を用いる。 †

使用例

   define(FOO, 123);

↑

クラス内定数の定義はconstキーワードを用いる。 †

使用例

   class Foo 
   {
       public const FOO = 123;
   }
   print("FOO: ".Foo::FOO);

↑

静的変数、静的メソッドの呼び出しには「::」を用いる。 †

使用例

   class Foo 
   {
       public static $foo = "abc";
       public static function funcFoo()
       {
           print("foo!");
       }
   }
   print(Foo::$foo);
   Foo::funcFoo();

↑

グローバル変数を使う場合、「global」の記述が必要となる。 †

使用例

   function foo()
   {
       global $globalVar;
       $globalVar = "";
   }

↑

オブジェクトの代入でPHP4とPHP5で仕様が違う。 †

PHP5はjavaと同じ参照渡しです。
値渡しにする場合、「$objectA = clone $objectB;」とします。
PHP5は値渡しです。
参照渡しにする場合、「$objectA = &$objectB;」とします。

↑

アクセス修飾子の付かないメンバ変数は、publicとなる。 †

PHP5ではメンバ変数にアクセス修飾子public, protected, privateを使用できます。ただし、修飾子を付けない場合、および、varを付加した場合、publicが宣言されたものと見なされます。

↑

便利な機能 †

↑

「`」(バッククォート)でくくって printすると、コマンド実行結果を出力できる。 †

   $cmd = `dir`;~
   print("<pre>".$cmd."<pre>");

↑

別ファイルのPHPスクリプトを読み込める。 †

関数名	動作
require	問題が発生した場合、処理を中止
include	問題が発生した場合、警告を出して、処理を継続
require_once	１段だけ読み込むrequire関数
include_once	１段だけ読み込むinclude関数

使用例

   require('foo.inc');

↑