PHP/API のバックアップ(No.4)

共通項目

型等のチェック

is_string($var)	string型か調べます。
is_int($var)	integer型か調べます。
is_float($var)	float型か調べます。
is_bool($var)	boolean型か調べます。
is_array($var)	配列か調べます。
is_resource($var)	リソースか調べます。
is_object($var)	オブジェクトか調べます。
is_scalar($var)	数値や文字列やboolean型か、それ以外かを調べます。
is_numeric($var)	数値や文字列か、それ以外かを調べます。
is_null($var)	nullか調べます。
isset($var)	変数に値が設定されているか調べます。

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型変換

intval("123")	文字列 → 数値
intval("1110", 2)	２進数文字列 → 数値
intval("777", 8)	８進数文字列 → 数値
intval("fff0", 16)	16進数文字列 → 数値

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文字

chr(アスキーコード): アスキーコードを文字に変換します。
ord(文字列): 先頭文字のアスキーコードを返します。

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文字列

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基本

$str1 . $str2: 文字列の連結を行います。
strlen($str): 文字列のバイト数を返します。
mb_strlen($str(, "SJIS")): 文字列の文字数を返します。
strcmp($str1, $str2): 辞書順に比較し、$str1が小さいときは負の値を返します。
strcmp($str1, $str2, 比較バイトサイズ): 指定したバイト数だけ辞書順に比較し、$str1が小さいときは負の値を返します。
str_repeat($str, 繰り返し回数): 文字列を指定回数並べた文字列を返します。

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一部取り出し

substr($str, 開始バイト位置, 取り出しバイト数): 指定したバイト位置と長さの文字列を取り出します。開始バイト数がマイナスのとき右から数えたバイト番目から開始します。取り出しバイト数がマイナスのとき右から数えてそのバイト目より左側までを取り出します。
substr($str, 開始バイト位置): 指定したバイト位置から末尾までの文字列を取り出します。
mb_substr($str, 開始文字位置, 取り出し文字数): 内部文字エンコーディングを前提に、指定した文字位置と長さの文字列を取り出します。
mb_substr($str, 開始文字位置, 取り出し文字数, "SJIS"等): 指定したエンコーディングを前提に、指定した文字位置と長さの文字列を取り出します。
strstr($str, $strSearchWord): 最初に見つかった指定文字列から末尾までの文字列を取り出します。見つからない場合はFALSEを返します。
strchr($str, １文字): 最後に見つかった１文字から末尾までの文字列を１文字を含めて返します。substr(strchr($str, １文字), 1)とすれば、含めずに取得できます。

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検索

strpos($str, $strSearchWord): 最初に見つかったバイト位置を返します。見つからないときはFALSEを返します。
strpos($str, $strSearchWord, 検索開始バイト位置): 指定したバイト位置から検索し、最初に見つかったバイト位置を返します。
strrpos($str, $strSearchWord): 最後に見つかったバイト位置を返します。見つからないときはFALSEを返します。
mb_strpos($str, $strSearchWord): 最初に見つかった文字位置を返します。見つからないときはFALSEを返します。。
mb_strpos($str, $strSearchWord, 検索開始文字位置(, "SJIS")): 指定した文字位置から検索し、最初に見つかった文字位置を返します。

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置換

substr_replace($str, 置換後の文字列, 開始バイト位置, 削除するバイト数): 文字列の一部を置き換えます。
substr_replace($str, 置換後の文字列, 開始バイト位置): 文字列の末尾を置き換えます。
str_replace(置換前文字列, 置換後文字列, $str): 見つかったすべての文字列を、別の文字列に置き換えます。
strtr($str, 置換前の文字セット, 置換後の文字セット): 文字セットに含まれる各文字をそれぞれ置換します。
strtr($str, 連想配列): 連想配列のキー文字を値文字に置換します。
strrev($str): 文字列を逆さまにします。

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整形

$str = sprintf("%02d", $i);: フォーマットした文字列を返します。
trim($str): 前後の空白を削除します。
ltrim($str): 左側の空白を削除します。
rtrim($str): 右側の空白を削除します。
wordwrap($str, 10, "<br>", 1): 指定バイト数で改行します。第３引数が指定されていないときは改行文字となります。常に指定文字数で処理するときは最後のパラメータに１を指定します。半角と全角が混在しているとき、正常に処理できない場合があります。

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文字コード変換

mb_internal_encoding(): 内部文字コードを表す文字列を取得します。
mb_internal_encoding("UTF-8"): 内部文字コードをUTF-8に設定します。他に"SJIS", "JIS", "EUC-JP"が設定できます。
mb_convert_encoding($str, "UTF-8"): 内部文字コードからUTF-8への文字コード変換を行います。
mb_convert_encoding($str, "UTF-8", "SJIS"): SJIS文字コードからUTF-8への文字コード変換を行います。
mb_convert_variables("UTF-8", "SJIS", $arList): 配列すべての要素で、SJISからUTF-8への文字コード変換を行います。

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web系の変換

nl2br($str): 改行文字を<br />に変換します。
htmlspecialchars($str): HTML制御文字「<>'&"」を「<」などに変換します。
strip_tags($str): HTMLタグを取り除きます。
addslashes($str): シングルクォート('), ダブルクォート("),バックスラッシュ (\) ,NUL (ヌルバイト) を \ でエスケープします。DBにデータを格納する前に、実行しておきます。シフトJISコードの２バイト目がバックスラッシュの場合もエスケープされるので注意してください。
stripslashes($str): エスケープされたシングルクォート('), ダブルクォート("),バックスラッシュ (\) ,NUL (ヌルバイト) のエスケープ記号 \ を取り除きます。DBからデータを取りだしたあとに実行します。
urlencode(エンコード前の文字列): URLエンコードした文字列を返します。
urldecode(エンコード後の文字列): URLデコードで復帰した文字列を返します。
parse_str("p1=a&p2=b"): クエリ文字列を解析して、変数（例の場合$p1, $p2)を作成します。

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その他変換

strtolower($str): 小文字に置換します。
strtoupper($str): 大文字に置換します。
dechex(255): 10進数 → 16進数表記の文字列を返します。この場合"ff"を返します。
hexdec("ff"): 16進数 → 10進数表記の文字列を返します。この場合"255"を返します。
base_convert("old進数文字列", old進数, new進数): old進数文字列からnew進数文字列に変換します。
crypt($str(, 暗号のベースとなる２文字)): DESアルゴリズムで変換したハッシュ文字列を返します。
md5($str): MD5アルゴリズムで変換したハッシュ文字列を返します。
sha1($str): sha1アルゴリズムで変換したハッシュ文字列を返します。
crc32($str): CRCチェックサム数値を返します。
uniqid(): 13文字のユニークなID文字列を生成します。

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配列に分割

explode(",", $str): 文字列を指定した区切り文字で分割した配列を返します。
split("[,:]", $str): 文字列を指定した区切り文字で分割した配列を返します。区切り文字に正規表現が使えます。
str_split($var): 文字列を１文字づつで分割した配列を返します。

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配列をひとつの文字列に結合

implode(区切り文字, $arList): 配列の各要素を区切り文字で連結した文字列を返します。

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数値演算

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基本

round($f): 少数点第１位で四捨五入します。
floor($f): 少数点第１位で切り捨てます。
ceil($f): 少数点第１位で切り上げます。
abs($f): 絶対値を求めます。
pow($i, $n): $iの$n乗値を求めます。
sqrt($f): 平方根を求めます。
max($a, $b(, ...)): 最大値を返します。
max(配列): 最大値を返します。
min($a, $b(, ...)): 最小値を返します。
min(配列): 最小値を返します。
rand(最小値, 最大値): 最小値以上、最大位置以下の乱数を返します。
mt_rand(最小値, 最大値): 最小値以上、最大位置以下の乱数を４倍速で返します。

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角度

deg2rad(30): 度単位の角度 → ラジアン単位の角度
rad2deg(2 * M_PI / 8): ラジアン単位の角度 → 度単位の角度
sin(deg2rad(30)): サイン値を求めます。
cos(deg2rad(30)): コサイン値を求めます。
tan(deg2rad(30)): タンジェント値を求めます。
asin(0.5): アークサイン値（ラジアン単位）を求めます。-1以上１以下の値を指定します。
acos(0.5): アークコサイン値（ラジアン単位）を求めます。-1以上１以下の値を指定します。
atan(0.5): アークタンジェント値（ラジアン単位）を求めます。
atan2(x, y): xy値を指定して、アークタンジェント値（ラジアン単位）を求めます。

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配列

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基本

==: 配列の内容が同じときTRUEを返します。
===: 型も含めて配列の内容が一致したときTRUEを返します。
count($arList): 配列の要素数を返します。
count($arList, COUNT_RECURSIVE): 多次元配列の要素数を返します。
end($arList): 配列の最後の値を返します。
array_key_exists($strKey, $arList): 配列にキーが存在すればTRUEを返します。
isset($arList[$strKey]): 配列にキーが存在し、NULL以外の値が設定されていればTRUEを返します。
in_array(&strValue, $arList): 配列に値が存在すればTRUEを返します。
array_search(&strValue, $arList): 配列に値が存在すればインデックスを返します。存在しなければFALSEを返します。
array_sum($arList): 値の合計値を計算して返します。

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追加・削除

array_push($arList, $item): □□□ ← ■ 配列の末尾に要素を追加します。
array_pop($arList): □□□ → ■ 配列の末尾から要素を取り出します。
array_unshift($arList, $item): ■ → □□□ 配列の先頭に要素を追加します。
array_shift($arList): ■ ← □□□ 配列の先頭から要素を取り出します。
unset($arList[$key]): 配列配列の指定した要素を削除します。

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並べ替え

sort($arList): 連想でない配列を値の昇順でソートします。
rsort($arList): 連想でない配列を値の降順でソートします。
asort($arList): 連想配列を値の昇順でソートします。
arsort($arList): 連想配列を値の降順でソートします。
ksort($arList): 連想配列をキーの昇順でソートします。
krsort($arList): 連想配列をキーの降順でソートします。
natsort($arList): 配列を自然順でソートします。
array_reverse($arList): 逆順に並べ替えます。インデックスは０から整理されます。
array_reverse($arList, TRUE): 逆順に並べ替えます。インデックスは保持されます。
array_flip($arList): キーと値を入れ替えます。同じ値が複数あったときは、最後のキーが値として残ります。

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抽出

array_keys($arList): キーだけを抽出して、新たな配列を作ります。
array_values($arList): 値だけを抽出して、新たな配列を作ります。
array_unique($arList): 配列から重複した値を取り除きます。このとき残るのは最初に見つかったキーとなります。
array_slice($arList, 取得開始インデックス(, 取得要素数)): 配列の一部と取り出します。インデックスは０から振り直されます。

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展開・合成

list($var1, $var2, $var3, ...) = $arList;: 配列の値を複数の変数に展開します。
extract($arList): キーを名前とする変数に値を展開します。
compact("key1", "key2", "key3", ...): 各変数の名前をキーとし、内容を値とした連想配列を作成します。
range(開始値, 終了値(, 間隔)): 開始値から終了値までの値を持つ配列を作成します。インデックスは０からとなります。

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配列同士の演算

+: 配列または連想配列の内容を結合します。キーが重複していた場合は、左辺の値が残ります。
array_merge($asList1, $arList2): 配列の内容を結合します。インデックスは０から振り直されます。
array_diff($asList1, $arList2, ...): １つ目の配列にあって、２つ目以降の配列にないペアを取り出します。
array_diff_assoc($asList1, $arList2, ...): １つ目の配列にあって、２つ目以降の配列にないペアを取り出します。このときキーの値も一致するかチェックします。
array_intersect($asList1, $arList2): ２つの配列で共通する値を持つペアを取り出します。
array_intersect_assoc($asList1, $arList2): ２つの配列で共通する値を持つペアを取り出します。このときキーの値も一致するかチェックします。